Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
湯村 尚典; 天谷 政樹
no journal, ,
LOCA時の温度履歴を模擬した条件下で膨れ破裂及び酸化させた未照射被覆管を用いて4点曲げ試験を実施した。その結果、膨れ量の増加に伴い曲げ強度が低下する傾向が見られた。これは被覆管の機械強度を左右するprior-相厚さが膨れ量の増加に伴い減少する影響と考えられる。また膨れ量約30%以下の領域では破裂開口部以外に荷重点もしくは支持点での破損も見られた。酸化後の被覆管の軸方向水素濃度分布を調べた結果、荷重点または支持点での二次水素化による影響と考えられるピークが観察されていることから、被覆管の曲げ強度は、膨れ量が小さくなるとprior-相の厚さに加え二次水素化による脆化の影響も受けるようになると考えられる。